Q.なぜ痛みのない治療ができるのですか?
不快な症状を伴う治療には必ず麻酔を行うので、治療中の痛みはありません。 また、麻酔においても、特殊な表面麻酔装置と極細の注射針により「チクッ」とする痛みもありませんので、リラックスして治療をお受けいただけます。
Q.保険治療と自由診療の違いを教えてください。
当院では、インプラント治療はもちろん、歯に詰め物やかぶせ物をする場合も自由診療で行う場合がほとんどです。それは、患者さんに痛みを与えることなく精度の高い治療を行うには、十分な診療時間の確保が必要だからです。残念ながら、保険診療の範囲では、使用する材料の制約もありますが、時間的な拘束も生じてきます。
銀歯を白い歯(セラミック)に変えただけで自由診療とする医院も多くありますが、当院での自由診療にかかる費用は、質の高い治療を行うための、細やかな技術料、時間的費用とお考えください。
もちろん、全ての診療行為は担当医師が行います。
Q.院内感染など心配です。衛生面は大丈夫ですか?
歯の治療は外科処置に分類されます。一般外科医が歯科の診療室をみると、あまりの不衛生さに驚くそうです。当院では、診療室を一つの手術室と考え、すべて個室化しております。 また、唾液を吸う吸引管など、可能な限り全ての材料を使い捨てにしているので安全です。
Q.なぜ定期検診とクリーニングを受けた方が良いのですか?
お口の健康を維持するために、何も症状や問題がないうちから、お口の状態を管理・維持していくことが重要だからです。
どんなにブラッシングを頑張ったとしても、完璧に自分の口の中を清掃するのは難しいです。クリーニング(PMTC)では、ご自身では落としきれない細菌の塊(バイオフィルム)を歯ブラシや専用の機械を用いて、できる限り歯を傷つけないよう注意しながら除去します。歯へのトリートメント効果もありますので、定期的に受けることでよりプラークが付きにくくなることも期待されます。
Q.歯の白さはどのくらい持続しますか?
ホワイトニングの効果が持続する期間は、生活習慣(嗜好品の有無など)や歯の質、色に対する感覚などによって、個人差があります。髪や爪のお手入れと同じように、「着色してきたな」と感じた時が、次のホワイトニングのタイミングです。
Q.歯の白さを保つためにはどうしたら良いですか?
定期的なホームホワイトニング(3ヶ月ごと)とクリーニング(PMTC)の併用をお勧めします。それでも着色が気になったり、さらに白くしたいという場合は、再度オフィスホワイトニングを行うと効果的です。
Q.歯の黄ばみが気になりますが、
白くするにはどのような方法がありますか?
歯の表面のエナメル質の下にある象牙質はクリ-ム色をしているので、健康な歯の色はつやのあるアイボリ-ホワイトです。 しかし、幼少期から抗生物質などをたくさん服用したり、たばこ、コーヒー、赤ワインなど嗜好品の摂取、加齢など、さまざまな理由で歯の変色はおこります。 クリーニング、ホワイトニング、表面にセラミックを貼りつける方法などそれぞれの症状に合わせた方法がありますので、詳しくは当院の診療案内をご覧ください。
Q.差し歯が変色してきました。
セラミックは変色しませんか?
セラミックは陶器と同じように水分の吸収が無く変色しないため、歯を白く保つことが可能です。 また天然歯に近い強度をもっていますので、きちんと手入れをすれば長く維持することができます。 セラミックの最大の利点は、他の素材に比べ、天然の歯に最も近い色と透明感がだせることです。
Q.以前かぶせた差し歯のはぐきが黒くなってきました。
口を開けて笑うと裏側の金属も見えて、
すごく気になるのですが治りますか?
差し歯を入れた時にできる歯と歯ぐきの境目の黒いスジは、医学的には「ブラックマージン」と呼ばれているものです。 原因としては、被せた歯がきちっとあっていない、被せた歯の材料に問題があるケースが考えられます。 金属を使用しないオールセラミック治療は裏側まで全てセラミックを用いるため、驚くほど自然な感じに仕上がり、歯ぐきが黒くなったりすることもありません。
Q.差し歯がすぐにとれてしまったのですが。
さし歯がとれるのは、適切な形に削られていない、型をとる技術、かぶせ物の精度に問題があるなどの原因が考えられます。 当院は、優秀な技工士と連携し、精度の高い補綴物(かぶせ物)を作製しているため、通常の使用で離脱するケースはほとんどありません。 万が一離脱した場合もその原因をしっかりと追及することで、その後の経過は良好です。
Q.詰めたものや、差し歯がとれることはありませんか?
基本的にありません。
とれる原因は、単純に、適合が悪いからです。
当院では、十分な診療時間を確保し、形成、精密な型取り、かみ合わせの調整を行っておりますので、詰め物やクラウン (差し歯) の精度は非常に高いものとなっております。
ただ、歯根しか残っておらず、そこに土台をたて、クラウンを装着するケースの場合、歯根が短かったり、かみ合わせがきつい場合、土台からとれるケースが稀にございます。
Q.インプラント治療は誰でもできるの?
骨の成長が落ち着いた20歳前後から、ご高齢の方でも条件が揃えば可能です。 インプラントはあごの骨が十分にあるかどうかが重要なので、場合によっては骨の移植が必要になります。治療に不安がある場合はカウンセリング時にご相談ください。
Q.インプラントと入れ歯の違いは?
インプラントは、歯の抜けた部分に人工歯根を植え、そこに人工歯を装着する治療法です。 機能性と審美性が優れており、自分の歯のように自然な状態を取り戻せ、入れ歯よりもよく噛めます。 また、インプラントがあごの骨に力を加えるので、骨が痩せて顔が老化するのを防ぎます。
Q.インプラントの手術時間は?
治療期間はどのくらいですか?
手術時間は、骨の状態や、埋め込むインプラントの本数によって多少変わります が、消毒、麻酔、縫合の時間をあわせ、1本のインプラント埋め込みに、約1時間程度必要です。本数が増えても、手術時間が極端に長くなることはありません。
治療期間は、インプラントを埋め込む部分の骨の状態によって変化します。3ヶ月から6ヶ月の範囲でお考えください。
Q.インプラント治療の費用は?
本数、骨の状態、噛み合わせの状態により異なります。一般的には、インプラント1本埋入するのに25万円、上部構造(かぶせもの)に12~15万円かかります。 治療費や診査費などは医療費控除の対象になりますので、確定申告をすることによって還付金が受け取れます。場合によっては半分以上戻ってくることもあります。
Q.インプラントはどのくらいもちますか?
インプラントそのものは骨となじみが良く、丈夫で腐食しにくいチタンという金属で出来ています。 歯周病など何か問題が起こらなければ半永久的に維持することができますが、長持ちさせるには自分の歯と同じようにきちんとした手入れが必要です。 毎日のブラッシングはもちろん、半年に一度は病院で定期検診を受けてください。
Q.しっかり磨けているか心配です・・・。
歯周病治療に力を入れているクリニックで、ブラッシングの状態を確認、磨き方の指導をうけましょう。歯周病やむし歯を予防するには、普通の歯ブラシ以外にも、歯の間を清掃する「歯間ブラシ」や「フロス」も必要になってきます。
Q.日本では、歯周病の治療に力を入れているクリニック
が少ないような気がします・・・。
むし歯と歯周病は、お口の中の二大疾患です。ただ、日本では、進行した歯周病の治療を行っているクリニックは、少ないのが現状です。
Q.睡眠時無呼吸症候群が疑われる症状を教えて下さい。
① 毎晩大きないびきをかく。
② 睡眠中、呼吸が止まっていたと指摘を受けた事がある。
③ 昼間、眠くなる事が多い。
④ 朝起きた時、寝たつもりでも、疲れが残っていたり、頭が思い感じがする。
Q.寝ている間に呼吸が止まっているみたいですが、そのまま死んでしまう
ことはないですか?
睡眠中の無呼吸が直接の原因となって死んでしまうことはありませんが、体には相当の負担がかかります。
無呼吸により、脳が起きた状態になるため、熟睡できなかったり、多くの合併症のリスクが高まります。
Q.睡眠時無呼吸症候群と生活習慣病には何か
関係があるのでしょうか?
睡眠時無呼吸症候群 (SAS) には、様々な生活習慣病が合併します。
高血圧、心不全、不整脈、冠動脈疾患、糖尿病などです。
寝ている間の低酸素と正常な酸素状態の繰り返し(間欠的低酸素血症)や睡眠の分断による交感神経の亢進が原因と考えられています。
歯科治療に関する様々な情報をコラム形式でご紹介しています。
ぜひご覧ください。