口臭と不良補綴物(歯へのかぶせ物、差し歯)の関係について

口臭と不良補綴物(歯へのかぶせ物、差し歯)の関係について

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近年、臭いによるハラスメント(相手に不快感を与える状態)、『スメルハラスメント』とよばれる言葉が聞かれるようになり、口臭や体臭を気にされる方が増えています。

口臭は、初期のむし歯や歯周病で発生することは少なく、過去に受けた治療に問題があって歯周病が悪化した際など、強い臭いとして現れます。

下の写真の差し歯(クラウン)はいかがでしょうか?

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クラウンと歯に隙き間があり、バイオフィルム(細菌のかたまり)の絶好の繁殖場所となっています。

外してみると、歯と歯ぐきの境目にむし歯が存在し、一部は歯肉の中にまでむし歯が進行していました。あと数年遅ければ抜歯も考えられた状態です。

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続いて、治療後の写真をご覧ください。

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向かって右4本の治療を当院で行いました。

クラウンと歯の隙き間はなくなり、審美的にも改善されています。
このような精度の高い治療を行うには、技術はもちろん、治療に確保する十分な時間が必要です。
不良補綴物は、口臭を誘発するだけでなく、気づかず放置すると抜歯に至るケースもあります。過去にうけた治療を再点検してみてください。

(文:自由が丘デンタルケア院長 堀内 学)

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