2022年2月10日
甘いもの控えているつもりなのに虫歯になりやすい!
こんな方は、甘いものの食べ方に原因があるかもしれません。
飲んだり食べたりした後のお口の中は酸性に傾きます。歯の表面では
細菌の作る酸や飲食物の酸によって歯のミネラル成分が溶け出します(脱灰)。
その後、時間の経過とともに唾液の働きによって、お口の中が中性に戻ります。
この時、歯の表面ではカルシウムなどのミネラル成分が取り込まれ、
修復作業が行われます。(再石灰化)
歯の表面では、この脱灰と再石灰化が常に繰り返し行われています。
そして脱灰に傾く時間が多いほど、むし歯になりやすくなります。
プラネット資料より
つまり甘い物の「量」以上に、「食べ方」がポイントになるということです。
甘い物はなるべく規則正しく時間を決めて楽しみましょう。
常に甘いものや食べものがお口の中にあると、唾液が歯を修復
してくれる再石灰化という自然治癒力を奪ってしまうことに
なります。
のどあめを常に舐めていたり、甘味料入り飲料(スポーツドリンクや野菜ジュース
も含みます)を頻繁に飲む習慣のある方は特に注意が必要です。