2022年2月10日
歯科での機器の使い回しが報道され、関心の高まるハイジーン設備への重要性。
当院では、患者さんに安心して治療をお受けいただくために、各種器具、機器の滅菌を徹底しております。
1.歯の切削に使用するバー
治療が終わった後は洗浄し、超音波などで唾液や血液を十分落としてから高圧蒸気滅菌(細菌・ウイルスを100%なくす滅菌処理)処理を行います。
滅菌された清潔なバーを、患者さんごとに交換して使用していきます。
2.バーを取り付けるハンドピース
こちらが厚生省が使い回しをやめるよう特に注意喚起している機器です。
当院でのハンドピース滅菌の流れ
使用後すぐに流水下で約1分間洗浄
↓
内部のクリーニングとケア、注油を
行います。
↓
蒸気滅菌を行います。
↓
ハンドピースは安心して使える状態と
なりました。
滅菌パックに入れた状態で保管します。
3.基本診療セット
高圧蒸気滅菌をかけた滅菌パックで準備しております。
唾液を吸引する排唾管は、患者さんごとの使い捨てとしております。
4.外科器具
高圧蒸気滅菌をかけた滅菌パックで準備しております。
5.歯内療法(歯の神経、根の治療)
歯内療法で主に使用するファイルは、ボックスに整理、滅菌し、仕上げ用のエンジンファイルは単独で滅菌パックしています。
歯の治療は、唾液に接触した、また出血を伴うこともある処置ですので、診療機器の洗浄、滅菌は徹底して行う必要があります。
新聞報道に驚かれた患者さんも多いと思いますが、当院では徹底した衛生管理を
行なっておりますので、どうぞご安心ください。