2024年6月7日
アデュカヌマブは、米国バイオジェンと日本のエーザイが共同開発した、アルツハイマー病 (AD) に対する治療薬。
アルツハイマー病の発症に深く関与しているとされるアミロイドベータ(Aβ)を標的とする抗体であり、臨床試験において、脳内のAβを除去し、AD による軽度認知障害(MCI)および軽度ADの臨床状態の悪化を有意に遅らせることが示されています。
FDA による審査結果の発表期日が 6月7日なので、あと10日余りに迫っている。
この薬の開発に関わる壮絶な戦いは、下山進氏著の「アルツハイマー征服」を読んでいただきたい。
アルツハイマー病の進行に本源的な変化をもたらす可能性を持つ、初めての治療薬。
承認への期待は大きい。そして、個人的にも、承認を願う。