2024年6月7日
健康でいるためには栄養が必要であり、栄養を摂取するためには丈夫な歯が欠かせません。
では、歯は何本必要でしょうか?
大人の歯の数は、親知らずを含めると上下で32本ありますが、歯の数が減るほど、噛めるものが減っていきます。
タクアンやフランスパンを噛むためには18本以上の歯が、せんべいを噛むには15本程度が必要で、11本以下になると「美味しい」という感覚が衰えてしまうと言われています。
それでは、抜歯の機会が増えるのは、いつ頃からでしょう?
40歳後半から、歯周病、虫歯、破折などにより歯を失う方が増え始め、ピークは60歳後半。
神経を処置している歯は、虫歯になっても痛みを感じにくく、割れるリスクが高まっているので、特に注意が必要です。
大きな治療を受けた歯こそ、労わり、大切に使いましょう。
ご高齢の患者さんのお口の写真ですが、何でも食べれる歯がそろっています。