食品ロスの削減
漫画家、石ノ森章太郎さんの『トキワ荘の青春』の中に、石ノ森さんが腐った食品を食べ、何も喉を通らないでいた時、赤塚不二夫さんが台所に立って、すぐにご飯を炊き、油揚げの味噌汁を作り、漬物を包丁でザクザクと刻んだ。実に見事な手際だったと、素敵なエピソードが書き留められているが、消費期限に敏感な今の時代にはほぼありえない話である。
セブンイレブンとローソンが示し合わせたでもなく、値引きやポイント還元でそろって食品ロスの削減に取り組むニュースが大きな話題になった。腐りかけた食べ物もコンビニが解決している。
セブンに並んだ賞味期限間近の食品を買ってみた。