2024年6月7日
子供の虫歯予防で大切なこと2つめは、親子で砂糖をとる量をコントロールすることです。
虫歯の原因菌であるミュータンス菌は砂糖を頻繁に摂取すると、歯の表面へくっつきやすくなります。
そこで仕上げ磨きがきちんと行われないと、この歯の表面にくっついたミュータンス菌が
そのまま定着し、最悪の場合、治療が必要な虫歯にまで発展してしまいます。
逆にいうと、親子で砂糖をとる量をコントロールして、保護者が毎日の
仕上げ磨きをきちんと行っていれば、虫歯は防げるということになります。
「親子で」砂糖をコントロールする理由ですが、保護者が頻繁に砂糖をとっている場合、すでに歯の表面へミュータンス菌が数多く存在している状態となります。それが大人の口を介してお子さんの口へ広がり、定着します。その時に仕上げ磨きがしっかりできていないと、虫歯になる可能生が高いという訳です。
またお子さんの状態やご両親の事情などで、仕上げ磨きを十分に行うことが難しい場合もあります。定期的な歯科医院でのクリーニングが、歯の表面に定着した菌を取り除く効果がありますので上手に利用したいですね。