2024年11月30日
子供の虫歯予防で大切なことは、①ミュータンス菌の感染を防ぐこと
②砂糖をとる量をコントロールすること ③歯の質を強化すること です。
①ミュータンス菌の感染を防ぐ
ミュータンス菌は、生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には存在しない細菌です。しかし奥歯が生える1歳6ヶ月頃から、周囲の大人の唾液を介してもたらされ、数が多いほど虫歯になりやすいと言われています。
特に糖分をとる機会が増える1歳6ヶ月から、子供の歯がすべて生えそろう2歳7ヶ月頃までが一番感染しやすい時期ですので、注意が必要です。
ミュータンス菌の感染を防ぐためには、まず一番身近なお母さん・お父さんのお口の環境を整え、菌の数を減らしておくことが大切です。
日常でできることとして、なるべく親の唾液が子供の口の中に入らないようにする工夫が必要です。例えば食べ物の口移しや、箸を親子で共有することは控えましょう。