睡眠時無呼吸症候群とは…
(Sleep Apnea Syndrome: SAS)
睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、文字通り呼吸が止まり、
それによって日常生活に様々な障害を引き起こす疾患です。
原因の多くは、空気の通り道(気道)が塞がるまたは狭くなることによって起こる
閉塞型睡眠時無呼吸症候群です。
1.閉塞型睡眠時無呼吸症候群の主な症状
*いびきをかく
*寝汗をかく、寝相が悪い、何度もトイレに起きる
*倦怠感や頭が思い
*日中の眠気
2.閉塞型睡眠時無呼吸症候群のもたらす影響
健常者より7倍も事故を起こしやすい
高血圧は健常者の1.37倍高い
夜間突然死は健常者の2.61倍高い
脳卒中・脳梗塞は健常者の3.3倍高い
SASでは酸欠状態になり、少ない酸素を
全身にめぐらそうとして心臓や血管に
負担がかかります。この状態が長い間
続くと、様々な生活習慣病の合併症を
引き起こす可能性があります。
3.当院の検査方法
入院の必要はありません。
自宅で、夜寝る際、機器を装着していただき、
測定します。
4.スリープスプリント
歯医者で提供できる、睡眠時無呼吸症候群に対する、
治療装置です。
ある患者さんは、スリープスプリントを装着することで、
1時間あたりのいびきの回数が、158回から4回に減少!
1時間あたりの呼吸停止回数が、15回から4回に減少!
スリープスプリント装着前の検査データ
スリープスプリント装着後の検査データ
スリープスプリントは、2回の来院で作製することが出来ます。
いびきを予防して、恐ろしい様々な合併症の予防、
そして何より安眠を手にいれましょう!!!